聖書にこう書いてある、 「見よ、わたしはシオンに、 選ばれた尊い石、隅のかしら石を置く。 それにより頼む者は、 決して、失望に終ることがない」。
それゆえ、主なる神はこう言われる、 「見よ、わたしはシオンに 一つの石をすえて基とした。 これは試みを経た石、 堅くすえた尊い隅の石である。 『信ずる者はあわてることはない』。
主は、人には捨てられたが、神にとっては選ばれた尊い生ける石である。
またあなたがたは、使徒たちや預言者たちという土台の上に建てられたものであって、キリスト・イエスご自身が隅のかしら石である。
隅石は彼らから出、 天幕の杭も彼らから出、 いくさ弓も彼らから出、 支配者も皆彼らの中から出る。
あなたがたは、この聖書の句を読んだことがないのか。 『家造りらの捨てた石が 隅のかしら石になった。
聖書は、「すべて彼を信じる者は、失望に終ることがない」と言っている。
しかし主なる神はわたしを助けられる。 それゆえ、わたしは恥じることがなかった。 それゆえ、わたしは顔を火打石のようにした。 わたしは決してはずかしめられないことを知る。
わたしの支持するわがしもべ、 わたしの喜ぶわが選び人を見よ。 わたしはわが霊を彼に与えた。 彼はもろもろの国びとに道をしめす。
聖書は、すべて神の霊感を受けて書かれたものであって、人を教え、戒め、正しくし、義に導くのに有益である。
わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その腹から生ける水が川となって流れ出るであろう」。
恐れてはならない。 あなたは恥じることがない。 あわてふためいてはならない。 あなたは、はずかしめられることがない。 あなたは若い時の恥を忘れ、 寡婦であった時のはずかしめを、 再び思い出すことがない。
民衆は立って見ていた。役人たちもあざ笑って言った、「彼は他人を救った。もし彼が神のキリスト、選ばれた者であるなら、自分自身を救うがよい」。
「見よ、わたしが選んだ僕、 わたしの心にかなう、愛する者。 わたしは彼にわたしの霊を授け、 そして彼は正義を異邦人に宣べ伝えるであろう。
見よ、あなたにむかって怒る者はみな、 はじて、あわてふためき、 あなたと争う者は滅びて無に帰する。
昔あなたは幻をもってあなたの聖徒に告げて 言われました、 「わたしは勇士に栄冠を授け、 民の中から選ばれた者を高くあげた。
わたしのいのちを奪おうと尋ね求める者どもを ことごとく恥じあわてさせてください。 わたしのそこなわれることを願う者どもを うしろに退かせ、恥を負わせてください。
彼は、どの手紙にもこれらのことを述べている。その手紙の中には、ところどころ、わかりにくい箇所もあって、無学で心の定まらない者たちは、ほかの聖書についてもしているように、無理な解釈をほどこして、自分の滅亡を招いている。
聖書の預言はすべて、自分勝手に解釈すべきでないことを、まず第一に知るべきである。
みまえにきよく傷のない者となるようにと、天地の造られる前から、キリストにあってわたしたちを選び、
「兄弟たちよ、イエスを捕えた者たちの手びきになったユダについては、聖霊がダビデの口をとおして預言したその言葉は、成就しなければならなかった。
しかしわたしは、まず真理の書にしるされている事を、あなたに告げよう。わたしを助けて、彼らと戦う者は、あなたがたの君ミカエルのほかにはありません。
しかし彼の弓はなお強く、 彼の腕は素早い。 これはヤコブの全能者の手により、 イスラエルの岩なる牧者の名により、
わたしはわが救を近づかせるゆえ、 その来ることは遠くない。 わが救はおそくない。 わたしは救をシオンに与え、 わが栄光をイスラエルに与える」。
そこで、イエスは彼らを見つめて言われた、「それでは、 『家造りらの捨てた石が 隅のかしら石になった』 と書いてあるのは、どういうことか。
また「つまずきの石、妨げの岩」である。しかし、彼らがつまずくのは、御言に従わないからであって、彼らは、実は、そうなるように定められていたのである。
